立夏の水辺 [水]

なんだかお疲れ・・・何でだろうな。

ゴールデンウィークの疲れが抜けないのかな。。。
セーブして動いていたつもりだけれど、だんだん体が思うようには動かなくなってきている。
そんなゴールデンウィークの写真です。



Blue in a dawn
α99 II + AF50/1.4New

一晩、天の川とか星の写真を撮った後に、これまで訪れたことがないところにLet's go。
日が変わる前に仮眠をしただけですが、眠気はどこかに行ってしまっています。
途中の山道では両脇に雪が積み上げられていたので、慎重に運転します。

目的地に着くと、これはまた新鮮な景色が飛び込んできます。
まだまだ雪がたくさん残っており、水色と空色と、そして見事な白色の上に浅い緑色が映えます。
奥の山の頂上付近は、まだ芽吹きはなく茶色のままで、まだまだ春が途中である事をうかがえます。


Two seasons
α99 II + SAL70400G2


望遠レンズに付け替え対岸を覗くと、立夏というには不思議な光景が見えます。
こんな雪景色に5月に入って出会うことになるとは。。。
ここに住んでいないからいえることかもしれませんが、素晴らしい景色に出会うことができました。
とはいえ、この景色も季節が進むにつれて無くなってしまう景色です。
それに何年先まで見ることができる風景なのか、そういうことも頭に中に浮かびます。


Dissolve slowly
α99 II + SAL70400G2


雪が溶けて水たまりが生まれていますが、そこはやはり青い色をしています。
なんとなくではありますが、あまり見たことがない青色のような気がします。
水の青色は空の反射と、水そのものが持つ吸収スペクトルによるものです。
化学を専攻していたので、大学時代にいろいろと調べた事があります。
風で吹き飛んだのか、雪の重みで折れたのか、幾つかの枝が雪の上に落ちていました。


Ice bill
α99 II + AF50/1.4New


少し見方を変えて足下を見ると、まだまだ薄く張った氷に閉じ込められた景色がありました。
もう5月で東京は汗ばむ日もあるというのに、やはりこちらは異なります。
そう思うと共に"何で東京基準なんだろう"とも思います。長いこと東京近辺にいるからかな。

岸辺なので深くは無いと思いますが、深い青の色に雪の上の青とは違うものを感じます。
なんだか引き込まれてしまいそうな、深く、濃い青をしていました。
人がどう感じるかは分かりませんが、"これはこれで印象的な青だな"と思いました。


Still spring comes.
α99 II + AF50/1.4New


でも、やはり春は訪れているようで、本当の足下にはふきのとうが顔を出していました。
田舎では”バッケ”と呼ばれているものです。あ、この言葉で田舎の場所が絞れますね。
久しぶりにバッケ味噌が食べたくなりました。でも少しで十分です。
バッケはあちこちで生えているので、もちろんこれを踏まないように移動しています。^^;
いちいちこういう足下の変化にも気づいていきたいと、写真を撮るようになってから思うようになりました。
気づき、学ぶことばかりですね。写真を撮っていると。



直接ここでの撮影とは関係ありませんが、そろそろテーマを決めて撮影するべきなのかもしれません。
多くの人と話してみると、そう思うようなことがいくつかありまして。
"水辺の景色が多いなぁ"などと、この写真を含めて過去の写真を見返してみると感じたりしました。
まぁ、水辺といっても日本全国水辺ばかりなので、多くなるのも当たり前かもしれませんが^^;


いつもとは違う形でお届けしました。
nice!(118)  コメント(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 118

コメント 9

kazu-kun2626

素敵な場所ですね~
新潟辺りでしょうか?
Atwightさんにしては長編記事
で写真も多くて良かったです
ベゼルは4駆ですか
by kazu-kun2626 (2017-05-17 07:13) 

Inatimy

ほんとに、言葉ではうまく表せない不思議な青ですね^^。
一枚の写真でも見る箇所によって微妙に青が異なってて。
by Inatimy (2017-05-17 16:47) 

UNCLE

今日、長野県の栄村で、山菜の話をしてきました(笑)
一番の、お薦め山菜も聞いてきましたよ^^
by UNCLE (2017-05-17 21:27) 

けん

GWなのに雪景が新鮮だけれども、いつもと違う記事構成がさらに新鮮♪
これを基本にどんどんいっちゃいましょー^^


by けん (2017-05-17 23:29) 

ナビパ

立夏でも雪と氷の世界
とっても清らかな世界に思えます。
日本も広いですね。
by ナビパ (2017-05-18 07:39) 

Atwight

kazu-kun2626 さま
そうです。新潟になります。毎年このあたりを訪れていますが、新しい発見でした。
ヴェゼルは4駆ですが、ここへの道上に雪はなく、FFやFRでも訪れることは可能です。

Inatimy さま
青といってもいろいろな色がありますね。
やっぱり自然は不思議で、様々な色にあふれていますね。^^

UNCLE さま
山菜は今回買ってくることができませんでしたが、おいしいですよね。
栄村も雪深いところですが、やはり一度訪れてみたい場所です。

つづく。


by Atwight (2017-05-18 22:09) 

Atwight

けん さま
次はいつも通りの記事構成に戻しますが、たまにはこういう形でやっていこうと思います。
いや、あまりバリエーション豊かに撮影できないんですよ。^^;

ナビパ さま
日本は広いですね。本州でも、関東地方でも季節が異なります。
季節を求めて、西へ東へと訪れたいと思います。

ではでは~。

by Atwight (2017-05-18 22:11) 

テクテク

こんばんは。
残雪に明るい緑とは、美しくて不思議な光景ですね。
雪景色はモノクロの景色という刷り込みがあるせいか、
とても印象的に感じます。
by テクテク (2017-05-18 22:19) 

Atwight

テクテク さま
自分もそれまでは青い空と雪ぐらいしか思いつきませんでしたが、初夏の奥信越を訪れてこのような色の組み合わせを知りました。
とても美しい場所です。是非来年に訪れてみてください。^^
by Atwight (2017-05-19 21:37) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0