SEL24105Gが到着したよ。 [機材・レビュー]
α7S + SEL24105G
発売日の購入は見送ったSEL24105Gですが、年末から年始に書けてのストレスが酷かったので、とうとう買ってしまいました。あぁ、バカだな自分。。。
購入元はソニーストアで1/15に注文を行い(1/16の受注と思われます)、1/26の納品でした。注文時は納期未定状態でしたが、意外と早く到着したことになります。同時期に量販店の在庫も復活したことから、一気に流通が始まったと考えられ、歩留まりの向上などがあったのかと勘ぐります。
今回はあまり触ってはいないので、主に仕様面だけチェックしていきたいと思います。
α7S + SEL24105G
レンズのスペックですが、SONY Eマウントのフルフレーム対応で、焦点距離は24mmから105mmで開放F値は全域で4となっています。重量は663gです。手ぶれ補正はレンズ内手ブレ補正方式のOSS(Optical Stedy Shot)を搭載しています。駆動系はDDSSM(Direct Drive SuperSonic Moter)です。
自分は低山に持っていくレンズとして購入しました。これは現在使用している標準ズームレンズのSEL2470Zの焦点距離ではもう少し望遠よりが欲しいときがあるためです。ただし、SEL2470Zは重量が426gですから、SEL24105Gは約1.5倍の重量となり、荷物を軽くしたくなるテント泊の際は優先順位を落とす予定です。
α99 II + AF100/2.8(D)MACRO
トップから見るとフィルター径が記載されていますが77mmとなっています。77mmという数値は広角系のレンズでは標準的な数値ですが、現在はニコンのAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRや、キヤノンのEF24-105 F4L IS II USM、およびEF24-105mm F3.5-5.6 IS STMにおいても77mmとなっていることから標準的なサイズといえると思います。
SEL24105Gの重量は663gですが、ニコンのAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRは710g、キヤノンのEF24-105 F4L IS II USMは795g、またEF24-105mm F3.5-5.6 IS STMは525gであることを考えると、多少軽いと考えることができます。
自分のボディはα7Sでバッテリー込みの重量は489gですから、総重量は1152gとなります。重量が増したα7IIシリーズに比べると軽いとはいえ、長距離や登りがきつい山行の際は少し考えてしまう重量です。
α99 II + AF100/2.8(D)MACRO
ボディに装着するとこんな感じです。やはりマウント部の直径に比べるとレンズの径は太いので少しずんぐりむっくりした格好となります。ただし実際に構えるとそういう心配は希有なことがダイレクトに分かります。
ズームリングは手前でピントリングはレンズの先になっています。手持ちのレンズを見る限りこのあたりは変わりません。ズームリングとピントリングの両方はゴムが巻かれています。SEL2470ZとSEL1635Zは金属なので、個人的には使用しやすいと思います。ただ、金属を操作する方が好きという方もいらっしゃいますから、これは好き嫌いがありそうです。両方ともトルクは十分で、重いということも軽いということもありません。
レンズは焦点距離によって全長が伸びる繰り出し方式ですが、下向きにしたときも勝手に伸びるということはありません。これが気になる人もいるようですが、その辺は安心して買えるということです。
α7S + SEL24105G
最短撮影距離は0.38mで倍率は0.31倍となりますから、なんちゃってマクロレンズ、ということもできると思います。フィルムのパトローネを105mm&最短撮影距離付近で撮影すると十分な大きさで撮すことができました。山では高山植物なども咲いていますから、そういうものをアップで写すのにも良いかもしれません。自分はあまり撮りませんが、そういうニーズはありますからね。
色のりについては、設定をビビッドにしていることもありますが、若干ではありますが派手な色が出る印象を持ちます。ネイチャーフォトでは派手な色が好まれる傾向にありますから、そういう意味では良いでしょうね。本当の星空撮影ではあまり濃い青は好まれないこともありますので、そういう時はRAWで調整でしょうかね。星空撮影はそのうちに行うので、その時にいろいろとチェックしたいと思います。
α7S + SEL24105G
SEL2470Zもこの大きさで撮すことができます。中央の解像度はもちろん良好ですね。コーナーはどうかはこの写真からだと分かりませんので判断は保留ですが、MTF曲線を見る限り105mm域で若干悪くはなりそうですが、24mm域ではそれほどの落ち込みはなさそうに見えます。
ちなみに電子補正は入っている模様です。JPEGでの出力された写真とRAWで出力された写真では写っているものに若干の違いが見られます。SEL2470Zよりは少ないように見えますが、電子補正が前提のレンズのようにも見えますね。糸巻き型の収差があるようです。
レンズの駆動音はDDSSMのためか非常に静かです。構えてフォーカスを合わせると、"カチャカチャ"という音がしますが、非常に小さく低い音になっています。
今のところ外に持ち出したのは1回だけですが、やはり焦点距離が最も使用頻度の高いレンジをカバーしているので汎用性の高いレンズだと感じました。自分のスタイルではありませんが、このレンズだけを持って、街角の景色を切り取るということにも使えそうです。
弱点はというとやはり価格でしょうか。現在の市場価格は145,000円程度となっていますが、ニコンやキヤノンの同クラスのレンズと比べると2~3万円ほど高くなっています。ただ、値段だけで比べることができるものではありませんから、このあたりは今後の値段の推移から購入時期を検討されると良いかと思います。
まずは仕様面でのレビューはこれで終わりです。次はフィールドに持ち出した結果をレビューしたいですね。
SONYからは多少大きく高価になっても画質のいいレンズが次々出ていますね。
ミラーレスのコンパクトさを生かすシステムも、フルサイズセンサーの高画質を生かすシステムも
選べるところがすごいです。
by starwars2015 (2018-01-28 19:54)
最近は、レンズも大型化してますねぇ~
体力がない私は、しんどいので
軽いレンズのカメラにシフトしてます
なので、これという1枚が無くなりました^^;
by UNCLE (2018-01-28 22:04)
おじゃまします
ようやっと手元にきたんですね^^。αマウントな私はSIGMAのを購入しようか迷っていますが、大きくて重いので躊躇しちゃいます^^;。
あると便利なレンズだとは思うんですが^^♪。
by K (2018-01-28 22:40)
新レンズ購入おめでとうございます
使いやすそうですね~
by kazu-kun2626 (2018-01-29 07:13)
starwars2015 さま
おっしゃるとおりでして、大小を選べるのが良いところです。
明らかに本体の重量が軽量なので、一眼レフと比べると山行には影響が大きいです。
UNCLE さま
SEL24105Gを多くの人が手放しで喜んでいるみたいですが、小型・軽量の観点を忘れているように見えます。
自分も小型・軽量の選択は捨てたくないですね。
K さま
SIGMAの24-105も買ってしまおうかと悩みましたが、こちらが発売となりまずはこちらとなりました。
この焦点距離は本当に便利で、やはり使用頻度は上がりそうです。
kazu-kun2626 さま
いつもありがとうございます。まずは使っていかないといけませんね。
すでにフィールドに持ち出してはいるのですが、もう少し使い込んでからレビューをしてみたいです。
by Atwight (2018-01-29 21:39)