- 樹々
α99 II + SAL70400G2『残された稲株』
新緑が水に映りますが、残された稲株が良い感じにリズムを加えてくれます。
この地方は一年中水を張ったままにするので、こういう景色があるのだと思います。
神奈川ではこういう景色に出会うことはできませんので、鏡が残っているうちにシャッターを切り、残していきます。
フィルムカメラもありますが、こういうときはデジタルが便利ですね。
α99 II + SAL70400G2『二つの緑』
新緑は淡い緑色で、太陽の光をたやすく透過させ輝きます。この時期ならではの美しさです。
淡い緑だけではなく、常緑の深い緑も静かにその存在をアピールします。
いずれは両者とも似たような色になってしまいますが、この緑に移り変わりが自分は好きです。
う~ん、これはちょっと下を残しすぎましたね。もう少し上に振って、緑の部分が収まるようにするんでした。。。
これだとどれもこれも主役とはならず、み~んな脇役ですね。脇役ばかりで主役がいません。。。
もったいないなぁ。。。
α99 II + SAL70400G2『田植え前に』
少し左下にファインダーをずらして、田んぼに移った新緑にフォーカスを合わせます。
単純な新緑の水鏡だけではなく、そこに稲株があることでちょっとしたストーリーが生まれそうな気がします。
まぁ、気がするだけです。。。^^;
自分はなるべく単焦点レンズを使おうとしているのですが、こういう同一の場所から幾つものパターンを切り取るにはズームレンズが適していると思います。
幾つものパターンを撮影しておき、帰ってきてからゆっくりと確認することは保険という意味でも成り立つと思います。
でも自分はこれが苦手です。だからこれまでの写真も一枚掲載のものばかりなのです。^^;
α99 II + SAL70400G2『初夏の原風景』
今は使われているのでしょうか? それは分かりませんが、木々の間に昔を偲ばせる小屋がありました。
この景色に惹かれて、この場所で車を止めたのでした。
田舎ではトラクターや田植え機などをこういう小屋に格納していましたが、それでもここまで年代を感じさせるものではありませんでした。
背景には白い雪が残り、まだまだ寒さも感じさせます。
でも、一面茶色というわけではなく、淡い緑もあってやはり春が来ていることも感じます。
自分はこういう境界の曖昧さが好きなのかもしれません。
時折、自分の後ろを県外の車が通ります。
スピードは落とすものの、皆さんそのまま素通りされていきます。
車を止めての撮影って面倒だし、良い景色なんてそうそう無いけれど、ここは気がついて良かったと思う場所でした。。。
今回もいつもと違う形でお届けしました。
次は通常営業に戻ります。