- 花々
α99 II + AF100/2.8 SOFTFOCUS
まだ暗いうちに現場に到着しますが、あたりを確認してどこから撮影するかを考えます。花の状態を確認しますが、まさに満開と言って良い状態で白と赤い花を確認できました。
夜明け前といっても、カメラにとっては明るさはどんどん変わっていって、ISO感度と絞りを調整しながら撮影すると、少し青みがかかった色に染まり独特の色になります。日が昇りきる前の短い間ですが、頭を使ってシャッターを切ります。楽しい時間かもしれませんね。
横位置ばかりだとよりいっそうワンパターンになってしまう自分の写真なので、縦位置のもバリエーションを稼ぐために撮影しておきます。地面の緑が広すぎるとあまり良くないのかな、と思って三脚の高さを調整して低いアングルからも撮影しています。
これ以上下げると人工物が入ってしまうので、このアングルが限界でした。。。
レンズは100mmソフトを使用しています。ソフトを利かせたものもありますが、そっちは自粛。。。
α99 II + SAL70400G2
だいぶ明るくなってきましたが、まだまだ日の光は直接当たりません。雲もあり、全体的にフラットになった光が梅林に注ぎ込みます。
白梅の中に1本だけ紅梅があるように見えて押さえておきました。
実際はいくつか薄い色の紅梅が混じっているので紅一点ではありませんが、主役になってもらいました。白梅だけだと主役が不在がちになりますが、色が異なる紅梅が所々に植わっていてアクセントになります。
実のところ、白梅の実は食用の梅になりますが、紅梅の実は小さく固いことや味も劣るということで専ら観賞用になっています。
曽我別所の梅はほとんどが白梅ですが、その理由は食用の原料を作っているから、ということになります。
ということもあるので、今回の主役は白梅ではなく紅梅で決まりですね。
α99 II + SAL70400G2
そんな紅梅の1本の木が朝の光を受けて輝いていました。
人工物がいろいろと写って今宇野で、とっても苦しいアングルですが、一応撮影しておきました。
隣の人はうまく撮れたかなぁ。。。
α99 II + SAL70400G2
東向きに植えられているわけではないので、梅の木には徐々に光が当たっていきます。
眠っている大部分と、一部の人が起きているような感じです。人間と同じかな。
どういういきさつでこの梅園があるのかは知りませんが、白梅が多いということはやっぱり食用の実をとるためなのかな。
ある程度密集して植えられているので、花の密度は十分ですね。
一気に光を浴びないので、明暗が生まれて、それを探してアングルを決めたりと撮影していて面白いです。
撮影場所も若干なら移動できるので、少し動いて撮影できました。
隣にプロと思わしき方がいらっしゃいましたが、GFX50SにGF120mmF4 R LM OIS WR Macroで撮影されていました。
メーカーからの貸し出し品ということでした。中判のシステムですが小型化されていて"欲しいなぁ、、、"なんて思ってしまいました。
使いこなせない、使いこなせないって。
α99 II + SAL70400G2
朝日の粒を浴びて、花が輝き出しました。
朝日の粒を浴びて、花が輝き出しました。
白梅は白い色が輝き、紅梅はアクセントとして、また、主役として主張します。
どちらをどの程度入れるか、どこを切り取るか悩みます。
結果は同じような写真がいっぱい・・・でした。もっとバリエーションを確保できるようになりたいです。
少し眠い目をこすっての撮影ですが、やはり朝早く起きて被写体と向き合うのは楽しいですね。