A3ノビに対応した大きなプリンターが到着したので、フルサイズ(APS-C)のカメラで撮影したデータの印刷について考えます。
フルサイズもAPS-Cもアスペクト比は基本的に3:2(2:3)となっており、つまり1:1.5の関係です。
フルサイズもAPS-Cもアスペクト比は基本的に3:2(2:3)となっており、つまり1:1.5の関係です。
- 写真展
では用紙はどうなっているのかというと、まずは印画紙で考えてみます。
こうしてみると1:1.5でぴったり当てはまるのはワイド六切りですね。次点でKG版の1:1.49があります。
自分はキタムラでプリントをお願いしていた時期があって、全てワイド四切でお願いしていたのですが、それは大きく引き延ばせるのに1:1.44とトリミングが少なくてすむからでした。
普通のプリンターではA判の紙が使用されますが、こちらはサイズこそ違えど基本的には同じ比率になります。
ただしA3ワイドとA3ノビだけが異なります。A2ノビは計算すると不思議と1:1.41というアスペクト比でした。
A3ワイドという用紙にはまだ出会ったことはありませんが菊判四裁サイズなのかな。
A判は基本的に1:1.41の比率ですが、A3ノビ(A3ワイドも)の1:1.47という比率はトリミングが少なくてすむので3:2の写真を印刷するにはちょうど良い比率です。
なお、PIXUS PRO-10Sの後ろトレイを使用し、写真を印刷する場合に使用できる用紙は次のようです。
非定型のサイズでも印刷は出来るので頑張れば他のサイズにも対応できそうですが、現実的には上の用紙となると思います。その場合、アスペクト比を考えるとやはりA3ノビが撮影した写真に最も近いアスペクト比で印刷できそうです。
A3ノビで印刷する場合にちょっと気をつけることは、他のA判とは異なるアスペクト比ということです。
つまりA3ノビ用に用意したデータを使用してA4の用紙などに印刷しようとすると、余白が生まれるということです。
その逆もあるので、印刷の時にどのアスペクト比でトリミングしたデータかを確認すると共に、プリント時に目的のサイズ用紙が選択されているか確認する必要があります。
用紙のサイズを変えるときは特に注意が必要と、自分の失敗から学んでいます。^^;
α99 II + AF50/2.8(D)MACRO
50mmのマクロレンズは久しぶりに使った。
| 名称 | サイズ(mm) | アスペクト比 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| DSC | 89×119 | 1 : 1.34 | ||||
| L判 | 89×127 | 1 : 1.43 | ||||
| パノラマ | 89×254 | 1 : 2.85 | ||||
| はがき | 100×148 | 1 : 1.48 | ||||
| KG判 | 102×152 | 1 : 1.49 | ||||
| 2L判 | 127×178 | 1 : 1.4 | ||||
| グランド | 127×210 | 1 : 1.65 | ||||
| 六切 | 203×254 | 1 : 1.25 | ||||
| ワイド六切 | 203×305 | 1 : 1.5 | ||||
| 四切 | 254×305 | 1 : 1.2 | ||||
| ワイド四切 | 254×365 | 1 : 1.44 | ||||
| 半切 | 356×432 | 1 : 1.21 | ||||
| 全紙 | 457×560 | 1 : 1.22 | ||||
こうしてみると1:1.5でぴったり当てはまるのはワイド六切りですね。次点でKG版の1:1.49があります。
自分はキタムラでプリントをお願いしていた時期があって、全てワイド四切でお願いしていたのですが、それは大きく引き延ばせるのに1:1.44とトリミングが少なくてすむからでした。
普通のプリンターではA判の紙が使用されますが、こちらはサイズこそ違えど基本的には同じ比率になります。
ただしA3ワイドとA3ノビだけが異なります。A2ノビは計算すると不思議と1:1.41というアスペクト比でした。
| 名称 | サイズ(mm) | アスペクト比 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| A4 | 210×297 | 1 : 1.41 | ||||
| A3 | 297×420 | 1 : 1.41 | ||||
| A3ワイド | 305×450 | 1 : 1.47 | ||||
| A3ノビ | 329×483 | 1 : 1.47 | ||||
| A2 | 420×594 | 1 : 1.41 | ||||
| A2ノビ | 432×610 | 1 : 1.41 | ||||
| A1 | 594×841 | 1 : 1.41 | ||||
| A0 | 841×1189 | 1 : 1.41 | ||||
A3ワイドという用紙にはまだ出会ったことはありませんが菊判四裁サイズなのかな。
A判は基本的に1:1.41の比率ですが、A3ノビ(A3ワイドも)の1:1.47という比率はトリミングが少なくてすむので3:2の写真を印刷するにはちょうど良い比率です。
なお、PIXUS PRO-10Sの後ろトレイを使用し、写真を印刷する場合に使用できる用紙は次のようです。
- L判
- はがき
- KG
- 2L判
- 四切
- 六切
- A4
- A3
- A3ノビ
非定型のサイズでも印刷は出来るので頑張れば他のサイズにも対応できそうですが、現実的には上の用紙となると思います。その場合、アスペクト比を考えるとやはりA3ノビが撮影した写真に最も近いアスペクト比で印刷できそうです。
A3ノビで印刷する場合にちょっと気をつけることは、他のA判とは異なるアスペクト比ということです。
つまりA3ノビ用に用意したデータを使用してA4の用紙などに印刷しようとすると、余白が生まれるということです。
その逆もあるので、印刷の時にどのアスペクト比でトリミングしたデータかを確認すると共に、プリント時に目的のサイズ用紙が選択されているか確認する必要があります。
用紙のサイズを変えるときは特に注意が必要と、自分の失敗から学んでいます。^^;
α99 II + AF50/2.8(D)MACRO
50mmのマクロレンズは久しぶりに使った。