夏の山から

α7R III + SEL24105G




雨の予報が入ってきたため行程を1日繰り上げて目的地へ向かいます。

途中の山頂から富士山を見ることができましたので、休憩を兼ねて撮影に入ります。

どこからどこまでを切り取るか悩みましたが、近景を多めに取り込み撮影場所の雰囲気を前面に出すことにしました。

富士山を見ることができる山もいい。本来、富士山を撮りたくて山に登り始めたことを思い出します。

撮影しながら初心に帰る。そんな一時でした。

テント泊が多いですが、ここ3年ほどはこちらのテントが主になっています。





モンベルのマイティドームの1人用です。
モンベルのテントというか、テントというとモンベルのステラリッジとアライテントのエアライズをよく見ます。
なので、ステラリッジを使っていたり知っている人は多いと思いますが、マイティドームを使っている人はそう多くはないとみています。

マイティドームはシングルウォールの自立式テントです。これが一番わかりやすい分類だと思います。
シングルウォールなので前室はなく、結露もしやすいテントだと思います。これが大きなデメリットです。
その代わりに軽く、設営と撤収が速いという特徴があります。

長期縦走などの時にはテントを数日にわたって設営・撤収するため、その作業が増えます。
歩き疲れてテント場に着いた時、シングルウォールのテントだとフライを処理する必要がないため、かかる時間は少なくなり、すぐに横になる事ができます。
撤収の速さは言うに及ばずです。フライを丸めたりする必要もありません。

軽さはテントそれぞれの特徴があるので、シングルウォールだから必ずしも軽いという事にはなりませんが、同じメーカーなら総じて軽くなります。
テント泊では軽くしたいものなので、軽量化は大きな意味を持つと思います。
特に自分は撮影機材を持つので、少しでも軽くしたいと思っています。


気になる耐水性はばっちりです。これは実際のフィールドで大雨以上の雷雨に見舞われたことがあり、実証済みです。
もちろん、フロアや縫い目からの浸み込みもありません。耐水性は本当に優秀です。
水関連で問題があるとしたら、入り口をオープンにすると上からポタポタと水滴が落ちてきて中に入ってくることでしょうか。タオルは必要です。


一番の問題点は…昨年から値上がりして8万円以上します…
素材が値上がりしているとはいえ、この金額はどうなのよ、と思います。高いよ。
モンベルはコストを抑えた製品が多いので、理由はあると思うのですが、この値段は本当にびっくりします。



軽くするならツェルトやシェルターという選択肢もありますが、テントのほうがしっかりしていますしね。
自分はシェルターではなくテントが欲しかったので、マイティドームにしました。
ツェルトは雨が降ると本当に悲惨なので、絶対に降らない時か非常用として持ち運ぶにとどまります。
でも、ツェルトも実際使ってビバークをしたことありますし悪くはないです。
それぞれ使い方があると思っています。



さて、皆さんのテントはどんなものを、どんな理由でご利用でしょうか。