α900 + AF35-70/4




夕刻に夢の中のような蒼い世界を目にして、その刻には私ではない私がいるような気がした。

木立は残像を残し、対して水面は静まり、まるで一瞬から永遠をのぞき込んだようだ。

その度に体から何かが失われてゆくが、それが何なのか分からず、ゴールという名の終わりに向い騙されて走るのだろう。