いつまでも、いつまでも [水]
α7S + SEL24105G
前日までの天気予報はまあまあだったので、予定通り上高地に行ってきました。
ところが沢渡の駐車場に朝着いた頃には一面の曇り空でした。午前中は雲が多くなる予報だったのですが、テンション下がります。。。
2050円の往復バス切符と、いつも以上に重くなったザックを背負って、朝一のバスで上高地入りです。途中下車をして大正池に先に行くかとも思いましたが、とりあえずは小梨平のテント場でテントを張り荷物を少し軽くしてから大正池に向かいます。
テントを張り終えると僅かながら青空が見えたので、まずは1枚押さえておきます。
が、もうダメですね。空は真っ白で全く太刀打ちできません。すごすごとテント場に帰ってきてそのままお昼寝です。お昼を食べていると天気が回復してきて"運がないなぁ"という感じです。
寝不足から目の奥がヅキヅキと痛み出したので、早いけれど寝袋をかぶって眠りにつきました。
夕方は起きることができたので夕ご飯を食べることはできましたが、やはり頭痛が酷いので眠りながらカメラに勝手にシャッターを切ってもらいます。
で、起きる時間を間違えて、所定の時間の一発撮りに時間不足となったのが前の写真です。^^;
α7S + SEL24105G
翌朝は快晴で良い感じ。早速大正池に向かいますが、よくよく考えると太陽のポジションからあまり早く向かっても仕方が無いことに気がつきます。結局、大正池には予定よりも早く着いてしまいそのまま時間待ち。このとき、横の方といろいろとお話をさせていただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
そんな感じで時間をつぶしながら、まずは穂高の山々を入れてまずは1枚。ちょっと右下が気になりますが、場所的にこれが限界でした。
α7S + SEL24105G
もう一つのお目当ての山もよく見えますが、こちらは水に映った姿を押さえておきます。こちらは活火山ですが、この日は煙はありませんでした。
新緑というには少し時間がたちすぎている林の緑ですが、まだまだきれいな緑色をしており個人的には好きな色の範疇で助かりました。池の水も、岸に近いところでは色も好みのブルーをしています。
この時期はいろいろと緑や水ものを撮影するのですが、梅雨明けになるとなかなか植物の緑や水に関連するものを撮ることができておらず課題となっています。テーマ選定という意味でも、水ものにはあこがれがあります。
α7S + SEL24105G
撮影を行っていると鴨さんがスイスイと登場です。静かな湖面を壊してくれますが、すでに観光客も沢山岸に押し寄せており、かなり賑やかで静かさはもはやありません。^^;
いろいろと水鏡を撮影していますが、鴨さんが壊してくれることは多々あるのでいつもの光景ですね。見過ごすのももったいないので押さえておきましたが、できればもう少し望遠気味にしておきたかったです。焦っていたのもありますが、もう少し背景の処理を工夫するんだったな。
α7S + SEL24105G
こういう色も大好きです。緑という色は一口では表せないような色の変化があって、一番好きな色でもあります。
立ち枯れの木もいくつかあるので押さえておきます。10年ぐらい前に訪れたときはもう少しそびえていたような気がしましたが、減ってきていることは事実のようです。そのうち水に沈む根っこだけになって、何もかもなくなってしまうのかな。。。
元々は単なる川だったところに、2枚目の写真に写っている焼岳の噴火でせき止められてできたのがこの大正池です。立ち枯れの木もその時に生まれました。約100年たっていますが、美しいこの景色を見ることができるのも火山のおかげという側面もあり、なかなか複雑な思いになります。
そんなことを少し考えながら、沢山の観光客で賑わうこの場所を離れました。
2018-05-29 08:00
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コメント(3)
水の底の石のある様子も、なんて美しいんでしょ^^。
by Inatimy (2018-05-29 18:54)
空模様はもう一歩だったのかも知れませんが、水面の美しさは
最高ですね。
by starwars2015 (2018-05-29 20:57)
Inatimy さま
透明度も非常に高くて、池の底までしっかりと確認できました。
透き通ったアトと、エメラルドのようなグリーンが印象的でした。^^
starwars2015 さま
写真を撮りに来たのは初めてでしたが、とてもきれいな場所ですね。
引き込まれそうな色をした、とっても不思議な池です。
by Atwight (2018-05-29 21:31)